腰痛って病気?(2)

前回の続きとなりますが、

腰痛の治療や時期において、前回は急性腰痛の場合でしたが

今回は、慢性的な腰痛の場合です。

●慢性腰痛の場合

急性期を過ぎて激痛はなくなったが痛みが強く続く場合や初めから強い痛みはないが繰り返し痛みがある場合の治療

・牽引療法(けんいんりょうほう)

骨盤牽引と言われ、腰痛の治療にもっとも多く行われている治療法

骨盤を引っ張ることにより腰部を安静に出来ることや筋肉の緊張を緩めることなどで痛みが和らぐと考えられています。

・物理療法

腰部を温めたり冷やしたりする治療法

腰部の血行をよくし、痛みや筋肉の緩和をもたらせます。

ホットパック、温めたパラフィン、赤外線、超短波、超音波、氷水などを使用します。

・装具療法

コルセットや腰椎装具を使って、腰椎の運動を制限したり、安定性を保ったり、姿勢の矯正や維持および腰部の負担を軽減する事を目的とした治療です。

(コルセットなどの装具はあくまでも短期間の使用にとどめ、長期の装着は腰の筋力低下にもつながるので避けるべきでしょう。)

・ブロック療法

麻酔薬や炎症を鎮める薬を注射して、腰の神経の痛みの経路を遮断(ブロック)します。

比較的早期に痛みを取り除く事ができます。

・薬物療法

症状に応じて、消炎鎮痛薬や筋弛緩薬を使いますが、薬物アレルギーのある人、ぜんそく、胃潰瘍の人は特に注意が必要です。

医師に現在服用してる薬や病気の症状を必ず伝えた上で対応してもらって下さい。

・運動療法

脊椎を伸ばす筋肉と曲げる筋肉がバランスよく働くことによって、良い姿勢が保たれます。また、立ったり座ったりするときには脚(下肢)の筋力も必要です。

そこで、腰や全身の筋肉をバランスよく強化したり、拘縮(ちぢこまり)をとることが重要になります。

そのために、腰痛体操やストレッチ訓練を行います。

治療とまではいかなくとも、腰痛から開放されるよう日常生活での工夫も大事なことです!

●日常生活での工夫

①日頃から運動をして、全身を鍛えましょう。

・すぐに自動車やエレベーターなどを使うのではなく、歩いたり、階段を使うよう心がけてみましょう。

(心臓などに問題のない人がエレベーターを使用するのは、自分の体を弱めていることになります。)

②日頃から良い姿勢を保つようにしましょう。

・同じ姿勢を長時間つづけることは良くありませんので、時々姿勢を変えましょう。

・立って仕事をつづける人は、片側の足を10cmくらいの高さの台に乗せ、股や膝の関節を軽く曲げ、時々足を交代するようにしてみましょう。

・座って仕事をつづける人は、背もたれに背を平らにつけるように腰かけ、足が床について、膝が少し椅子から浮くぐらいが良いと思います。

(このような姿勢になるように、椅子や机の高さを調節してみましょう。

③肥満は腰痛の敵ですので、肥満には注意しましょう。

④水泳は良い運動ですが、腰痛のある人はクロール、背泳ぎ、横泳ぎに限ったほうが良いでしょう。

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